第50回定時株主総会開催
平成22年6月23日、午前11時より、同和興業株式会社 第50回定時株主総会が開催されました。
平成21年度における日本経済は、中国など新興国向け輸出の堅調さにより、アジアの外需を取り込んだ企業は業績を伸ばし、国内におきましてはエコカー減税や家電エコポイント制度などの景気刺激策が個人消費を下支えしましたが、景気の減速傾向は一段と強まり、景気回復の足取りは遅く、企業はリストラを進め雇用所得環境が悪化し、設備投資の抑制もあり、景気の先行き不透明感を強める厳しい状況となりました。
このような環境の下、ビルメンテナンス業界におきましても、顧客企業による受注業務の解約・仕様変更・値下げ等が増加し、同業他社との競争の激化となりましたが、当社におきましては、指定管理者事業による新規業務を受注し、新たな業務展開を図ることができました。
この結果、当期の売上高は対前期比58百万円減(0.8%減)の6,576百万円、経常利益は対前期比23百万円減(16.4%減)の117百万円で、経済環境の悪化にあわせて賃貸物件の賃貸収入の減少や事業取引の縮小および受注価格の下落が進んだことにより減収減益となりました。
平成22年度におきましても、厳しい経営環境を乗り切るべく、事業基盤の進化と収益・コスト構造の抜本的改革を重要課題として取り組み、更なる事業拡大を目指し積極的に営業を展開してまいります。