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第56回定時株主総会開催

  平成28年6月23日、同和興業株式会社 第56回定時株主総会が開催されました。


(1)事業の経過およびその成果

 当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善に加え、政府による経済政策や日銀の金融緩和の下支えにより、緩やかな回復基調が継続いたしました。一方、中国をはじめとする新興国経済に景気減速が見られ、国内景気の見通しは依然として不透明な状況で推移しました。
 ビルメンテナンス業界におきましては、昨年6月、厚生労働省から 「公共建築物の維持管理を継続的に適切に行うためには、日常の建築物の維持管理業務を担うビルメンテナンス業について、ダンピング受注の排除、担い手の中長期的な育成・確保の促進を通じて健全な育成を図っていくことが不可欠である」 とした 「ビルメンテナンス業務に係る発注関係事務の運用に関するガイドライン」 が政府機関や地方公共団体等に通知されました。今後は公共建築物に係るビルメンテナンス業務について、適正な価格による品質確保の推進に大きく影響するものと期待しております。
 しかし、当業界を取り巻く経営環境は、慢性的な人手不足・人件費の上昇・地方における新築物件の頭打ちなど、依然として厳しい状況が続いております。

 

(当社の業績)

 当事業年度におきましては、前期の期中に受注した大型物件が通期の売上に反映した他、第4四半期には利益率の高い臨時工事部門の売上が好調に推移した結果、売上高は対前期比94百万円増(1.4%増)の6,732百万円となりました。また、経常利益は原価管理の徹底、原油安による車両燃料費の減少、金融機関支払利息の減少等があり、対前期比62百万円増(24.8%増)の311百万円となりました。

 

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。